【対談篇】時代を超えて社会に尽くす、京都薬用植物園 | 武田薬品
歴史と文化を守る植物園ってナンダ?
【対談篇】時代を超えて社会に尽くす、京都薬用植物園
絶滅危惧種など重要な植物の保全や薬草の研究、栽培技術の継承に携わる植物園。 ロバート キャンベルさんと園長の対談を通して、京都府や海外の大学など、様々なパートナーと共に行う活動についてご紹介します。
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ナビゲーター
ロバート キャンベル
日本文学研究者
早稲田大学特命教授。日本文学、芸術、メディアなど、国内外の幅広い分野に精通。
特別対談①
様々なパートナーと連携し、世界の植物を守り次世代に継承する京都薬用植物園の活動を、ロバート キャンベルさんと野崎園長の対談でご紹介します。
トリビア
小石川植物園とのパートナーシップとは?
多様な植物を栽培管理してきた技術が認められ、東京大学・小石川植物園から依頼を受けて、小笠原諸島の絶滅危惧種の保全を行っています。
世界的環境保全活動 30by30
30by30とは、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として、効果的に保全する目標のこと。国内では環境省を含めた産民官17団体を発起人とする、30by30アライアンスに参加しています。
特別対談②
京都の自治体から海外の大学まで、幅広い保全活動を行い社会に貢献する京都薬用植物園の活動を、ロバート キャンベルさんと野崎園長の対談でご紹介します。
トリビア
京都市と共に生物多様性保全へ
京都市と生物多様性保全に関する連携協定を締結しており、各種イベントやセミナーの開催など、様々な活動を行なっています。
Profile
ロバートキャンベル 日本文学研究者 早稲田大学特命教授。 日本文学、芸術、メディアなど、国内外の幅広い分野に精通。
野崎香樹:京都薬用植物園 園長 博士(農学)。2022年4月に園長に就任。 園の統括および薬用植物の栽培研究を担当。
酒井悠太:京都薬用植物園 中央標本園担当 日本薬局方に収載されている基原植物を中心に栽培・展示。教育プログラムも担当。
安藤匡哉:京都薬用植物園 香辛料園・民間薬園担当 博士(農学)。担当エリアの植栽管理を行う。薬用植物の種子発芽に関する研究も試験中。
尾崎法子:京都薬用植物園 漢方処方園担当 薬剤師、漢方生薬ソムリエ。担当エリアの管理を行う。
小島正明:京都薬用植物園 ツバキ園担当 担当エリアの管理・研究を行う。植物園シンポジウム等で、ツバキ品種群の紹介や講演も実施。
坪田勝次:京都薬用植物園 温室(小笠原プロジェクトほか)担当 小笠原諸島や京都府など、数多くのコラボレーション企画・研究を行う。世界最大の花”ショクダイオオコンニャク”の栽培担当で、国内4例目の連続開花を成功させた。
太田己翔:京都薬用植物園 樹木園担当 主に種の保存に関する地域貢献プロジェクトを担当。博物館などでの講演も行う。