PRIDE指標 2025ゴールドの5年連続獲得、ならびにレインボー認定の2年連続認定について
PRIDE指標 2025ゴールドの5年連続獲得、ならびにレインボー認定の2年連続認定について
- 企業のLGBTQ+への取り組みを評価するPRIDE指標における最高評価 PRIDE Goldの獲得
- セクターを超えた協業を推進する企業を表彰する PRIDE Rainbowの認定
- タケダの企業理念に基づく多様性、公平性 & 包括性への取り組みが評価を獲得
当社は、本日、一般社団法人work with Pride(以下、wwP)が策定するPRIDE指標 2025において、最高評価の「ゴールド」を5年連続で獲得するとともに、2年連続で「レインボー認定」を受けましたので、お知らせします。
5年連続でのゴールド獲得は、企業理念に基づく当社の多様性、公平性 & 包括性(Diversity, Equity & Inclusion)(以下、DE&I)の取り組みに対して評価されたたものです。 また、自社単独の取り組みでできる範囲を超え、あらゆる方々と協業し、セクシュアルマイノリティの方々が自分らしく働くことのできる職場・社会の実現に向けてコミットする企業を表彰するレインボー認定を昨年に続いて受賞しました。
今回のPRIDE指標 ゴールドの獲得、ならびにレインボーの認定にあたっては、以下に記載した会社および従業員主体の活動が評価されました。
会社主体の活動 LGBTQ+インクルージョン促進のためのプログラムや施策に加えてタケダは多様なニーズやWell-being、DE&Iの考えに寄り添った福利厚生サポートの提供を進めており、2024年4月1日より、福利厚生において、「配偶者」の定義を拡大し、事実婚・同性婚パートナーも新たに福利厚生の対象としました。この度の定義拡大により、家族の定義も新しくなり、「配偶者との子」「配偶者の親」も「パートナーとの子」「パートナーの親」まで拡大しております。また、当社は、年齢や婚姻状況によって区別することなく、従業員に公平に福利厚生を提供できるよう弊社の寮・社宅制度を変更することを労働組合と協議しております。特にコロナ禍以降のテクノロジーの進化や労働環境の変化、早朝や夜間のグローバル会議参加等により在宅勤務の活用が広まるとともに、住環境の更なる充実を求める従業員のニーズに応えられる制度となるような拡充を検討しております。これらの取り組みは、すべての従業員が、自分らしくいられる環境を作り上げ、多様な働き方を理解し支援する職場環境の構築に向けたタケダの取り組みを表すものとなります。また、一人ひとりが自分の可能性を引き出し、お互いの個性を認め合う、多様性にあふれた先進的な組織を築くという私たちの約束とも一致しています。
(主な活動)
- 採用担当者向けDE&I研修実施
- 就職時のエントリーシートの性別欄記載への配慮(男女以外の回答項目を設けている)
- 東京グローバル本社ビル、大阪本社ビルおよび大阪工場への誰でも使用可能なユニバーサルトイレの設置
- イントラネットによるコミュニケーション窓口設置および従業員への情報提供
- 日本のシニアリーダーを対象にレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティ(以下、LGBTQ+)当事者の声を聴く機会を設け、性的指向と性自認(Sexual Orientation & Gender Identity)(以下、SOGI)理解を促進
- 従業員全体を対象としたLGBTQ+やSOGI理解促進を目的とした研修実施
従業員主体の活動:タケダ従業員ネットワーク(以下、TRG)の1つであるTAKE PRIDE Japanが実施
- 東京レインボープライド2025および大阪レインボーフェスタ!2025におけるブース出展および当事者を取り巻く環境の調査
- 東京レインボープライド2024および大阪レインボーフェスタ!2024における約1500名の方へのアンケートを通じ、セクシュアルマイノリティ当事者の職場パフォーマンスに関する調査結果発表
- 同業他社の従業員リソースグループのネットワークであるPharma Ally Japan™(社名)(7社:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社、日本イーライリリー株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、ノバルティス ファーマ株式会社、ファイザー株式会社、武田薬品工業株式会社、ヴィーブヘルスケア株式会社)を通じた業界全体のDE&I推進活動 「わたしたちは、すべての人が公平・公正に医療を受けられる社会を目指しています。わたしたちは、製薬企業として患者さんや医療関係者に貢献しつつ、すべての人がありのままに生きることを尊重するとともに、その環境醸成に取り組んでまいります」を共通のビジョンとして活動
- 異業種を含む従業員ネットワークを通じた日本社会全体へのDE&I推進活動(企業名非開示)
- LGBTQ+やSOGI理解促進を目的とした報道記事紹介・イベント紹介・グッズの社内配布
当社Global DE&I ヘッドであるヘイデン・マヤヤスは、「PRIDE指標ゴールドの5年連続獲得とレインボー認定の2年連続受賞という評価をいただき、大変光栄に思います。タケダでは、すべての社員が自分らしく働ける環境づくりに取り組んできましたが、まだ道半ばです。当社では、福利厚生の拡充や従業員主体の活動など、さまざまな取り組みを進めており、社会や職場の多様性をさらに力に変えていくためには、継続的な努力が必要だと考えています。今回の評価を励みに、今後も課題の解決に向けて、社員一人ひとりが安心して自分らしく働ける職場づくりを目指してまいります」と述べています。
- PRIDE指標:wwPが2016年に日本初の職場におけるLGBTQ+などへの取組みの評価指標「PRIDE指標」を策定した。PRIDEの名称は、LGBTQ+の人々が誇りを持って働ける職場の実現を目指し、Policy (行動宣言)、Representation (当事者コミュニティ)、Inspiration (啓発活動)、Development (人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)から構成される。詳細はリンク参照
TRGについて
TRGは、従業員自らが共通のアイデンティティ、関心事、人生経験を持つ従業員が集まって活動するグループです。日本で活動しているTRGは5つあり、共通の目的のためにコミュニティを構築し、キャリア開発とネットワーキングの機会を提供し、ビジネスに前向きな影響を与えることを目指しています。TRGについては、こちらをご参照ください。
TAKE PRIDE Japanは、LGBTQ+について正しい理解を深め、皆が自分らしくいられる職場環境追求を掲げ活動するTRGです。直近ではTAKE PRIDE Japan独自の相談窓口開設や、部門からの要請に基づくワークショップの実施、正しい知識習得を平易にしたレインボーカルタの社内展開など社内文化醸成を進めています。
当社のDE&Iの取り組みについて
誰もがタケダで働き続けたいと思えるような働きがいのある環境を築いていきたいという想いから、グローバルDE&I Ambition(以下、Ambition)※を策定いたしました。そして、Ambitionを達成するために掲げた4つのコミットメントに人材多様性の尊重と、インクルーシブな職場環境創りも含まれています。 DE&Iを推進する上の重要な要素として、ビロンギングと心理的安全性の構築を掲げています。ビロンギングとは、LGBTQ+を含む全ての従業員が、自分らしくいられる環境を作り上げることで、個人的な価値観やアイデンティティが認められ、尊重される風土を指します。また心理的安全性の構築は、従業員がタケダ・グローバル行動規準とタケダ・リーダーシップ・ビヘビアに基づき行動し、タケダに属し支えられているという安心感をもち、目標達成に積極的に貢献している感覚を持って、自己実現できる公正で安全な環境を創出することで育まれるものです。
※多様性を尊重し、患者さんや従業員が医療サービスや職場環境において公平に機会が提供され、その能力を従業員の力と合わせて、最大限に発揮できるように努める 当社の取り組みをより包括的に紹介している資料はこちらです。是非ご参照ください。
武田薬品について
武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。 詳細についてはhttps://www.takeda.com/jp/ をご覧ください。
重要な注意事項
本注意事項において、「ニュースリリース」とは、本ニュースリリースに関して武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類並びに一切の口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法の登録又は登録免除の要件に基づいて行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性があります。武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、us及びour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。本ニュースリリースに記載されている製品名は、武田薬品又は各所有者の商標又は登録商標です。
将来に関する見通し情報
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む武田薬品の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」、「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」、「予測する(forecasts)」、「見通し(outlook)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の結果は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の結果とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む武田薬品のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品及び既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機、温室効果ガス排出量の削減又はその他環境目標の達成を可能にする武田薬品の環境・サステナビリティに対する取り組みの成功、人工知能(AI)を含むデジタル技術の統合をはじめとする、業務効率化、生産性向上又はコスト削減に向けた武田薬品の取り組みや、その他の事業再編に向けた取り組みが、期待されるベネフィットに寄与する程度、武田薬品のウェブサイト(https://www.takeda.com/jp/investors/sec-filings-and-security-reports/)又はwww.sec.govにおいて閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書並びに武田薬品の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は武田薬品が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果及び情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。