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テレサ・ビテッティ | 武田薬品

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テレサ・ビテッティ


グローバル オンコロジー ビジネス ユニット プレジデント

テレサ・ビテッティは、当社のグローバル オンコロジー ビジネス ユニットのプレジデントです。米国、ヨーロッパ、日本の主要市場を中心に、消化器、胸部、血液腫瘍領域のグローバルポートフォリオを有する、数十億ドル規模の当社オンコロジー事業を統括しています。

製品の開発、上市、商業化における確かな実績を持ち、新興市場と成熟市場の両方で製品の成長を推進する能力に優れています。彼女のリーダーシップは、ブロックバスター医薬品の上市において重要な役割を果たし、チームを鼓舞し、卓越したパフォーマンスを引き出す原動力となってきました。 商業化における専門知識にもとづき、パイプラインを構築・加速化させることで、一貫して患者さんに価値を提供してきました。

当社に入社以来、治療歴を有する転移性大腸がん患者さんに対する治療薬の上市を主導し、リンパ腫、白血病、肺がんを適応症とした当社のオンコロジー治療薬の承認取得を実現しました。彼女の戦略的ビジョンにもとづき、事業開発パートナーシップと、研究開発との緊密な連携を通じて、科学的発見を価値ある治療法に転換することで、強固なポートフォリオを構築しています。

当社入社以前は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(BMS)シニアバイスプレジデントおよびワールドワイドオンコロジーコマーシャライゼーション部門の責任者を務めていました。BMSでは、ブロックバスター肺がん治療薬オプジーボの上市、オンコロジーパイプラインの加速、がん免疫ポートフォリオの長期戦略の策定において重要な役割を果たしました。 また、感染症や神経科学の分野でのリーダーシップも務め、ブロックバスター薬のエビリファイの上市に成功しました。その後米国オンコロジーのシニアバイスプレジデント兼責任者、BMSカナダの社長兼ゼネラルマネージャー、BMSウイルス学事業のグローバル全体の責任者など要職を歴任しました。BMS入社前は、Mobil Oil Corporation社のキャピタルマーケッツグループに所属し、同社の全世界の年金資産の投資管理を担当していました。

テレサは、化学療法誘発性末梢神経障害を予防する治療法の開発に焦点を当てた Osmol Therapeutics社 の取締役も務めています。

バージニア大学のダーデンビジネススクールでMBAを取得し、ウェルズリー大学で学士号を取得しています。2人の子どもとともに、マサチューセッツ州ケンブリッジに住んでいます。